こんな方にオススメ!!
・国が違うから日本と同じ感覚で決めて良いのか分からない
・どこで式を挙げるべきか悩んでいる
・何に気を付けて決めていけば良いのかよく分からない
こんにちは。
コリコネのAyaKaです。
こちらの記事ではわたしがどのようにして式場を決めたのか、決め手は何だったのかをまとめました。
参考例が少なくてなかなか決められない方もいらっしゃると思います。
わたしの主観的な考えもありますが、実際に経験したからこそお伝えできる内容もありますのでぜひ参考にしてください。
どこで式を挙げる?韓国?日本?海外?両方?
日本人同士であっても「まず結婚式を挙げるのか挙げないのか」で悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。新型コロナウイルスが蔓延してリモートウェディングをするカップルもいますし、結婚式を挙げない方も増えたことでしょう。
日本では結婚準備は大変で費用もかかることから、結婚式を挙げずに写真だけを撮るカップルも多いですが、韓国では9割のカップルが結婚式を挙げています。これは結婚式を挙げることを礼儀であると考えているのと同時に、両親が自身の子どもが結婚するのを誇りに思っているためでもあります。
結論から言うと、わたしは結婚式を韓国で挙げました。そして日本では家族、親戚のみの披露宴を開きました。結婚式の場所に悩んでいた当初、わたしは韓国と日本の両方で式を挙げたいと考えていました。
家族や友人が遠い海外にまで参列してくれるのか分からず、おじいちゃんおばあちゃんは身体的に来られないことが分かっていたからです。幸い家族と多くの友人も来てくれるということで式は韓国で挙げ、日本では韓国に来られないおじいちゃんおばあちゃん、親戚のためにお披露目として会食しました。韓国で挙式を挙げることにした理由は、前撮りと挙式の費用を比較したら韓国の方が安く済ませることができたからです。
なぜ両方の国で式を挙げなかったかというと、やはり参列者に面倒をかけてしまうと思ったからです。ありがたいことに、意外と「日本の結婚式に参列してみたい」「韓国の結婚式に参列してみたい」と言ってくれる友人が多かったのですが、両方で式を挙げると家族も親切な友人も2回結婚式に参列することになるので、時間的、金銭的にも迷惑をかけてしまいます。
もし韓国では韓国人の友人のみ、日本では日本人の友人のみ参列すると分ける且つ、金銭的に余裕があるのであれば両方で式を挙げることもよいかと思います。そのほうがお互いの国に滞在している知人、友人は参列しやすいですので。
また、どちらかの国で挙げるのではなく中間をとってハワイやグアムで式を挙げるのはどうだろうかと考えたりもしました。片方だけの母国で式を挙げると、式を挙げない方の家族や親せきが残念な思いをしないか気がかりだったからです。せっかくの結婚式が理由で両家にしがらみができてしまってはもったいないですよね。
最終的には海外で挙げることはしなかったのですが、その理由はハワイやグアムへの飛行時間が日本と韓国の飛行時間より長く、両家の両親の身体の負担になると考えたからです。また、結婚式のアルバムは韓国の南にある제주도で撮影をしても大差ないと結婚プランナーから聞いたからです。
제주도には何度か旅行に行きましたが、確かにとてもキレイな海が広がっていて、韓国人もウェディングフォトを撮りに来るカップルが多くいます。イメージとしては日本の沖縄に似ているとよく言われています。どちらの母国で挙げるか決められず、中立をとりたいのであれば海外で結婚式を挙げる選択肢もありますが、移動距離が長いため親族とよく相談された方が良いでしょう。
結婚式場の決め方
式場の決め方ですが、ここでひとつカルチャーショックがありました。最終的には一緒に決めたのですが、結婚の話し合いを始めた当初、旦那は「どこで結婚式を挙げるか新婦が決めて良いんだよ」と言うのです。
これは旦那の優しさなのだろうか?それともただの丸投げなのだろうか…?と驚いたのですが、韓国人の友人の話を聞くとどうやら韓国では、どのような結婚式にするのか、式場から式の流れまで新婦がすべて決めることが多いのだそうです。
自分の思いのままの結婚式にして良いだなんてすごいなと思う反面、思うがままと言われても結婚式を挙げるのは初めてですし、まして韓国で挙げる結婚式をどのように進行していけば良いのか全く分からなかったため、旦那と調べて評判の良い式場3,4件ほどピックアップし実際に訪問しました。
どのような雰囲気で結婚式を挙げているのか、実際に他のカップルが結婚式を挙げているときに訪問して見学することも可能です。日本ではまずありえないことかと思いますが、韓国の結婚式は世界でも一番を誇るほど実際の挙式の時間が短いのです。挙式後の披露宴などはないので長くても30分ほどで終わります。
わたしたちは最終的に라온 웨딩홀というところにしました。理由は大きく3つあります。
式場の位置
特に気をつけたのは会場の場所です。年配の方も大勢(旦那のお義父さんの友人、会社関係者まで)参列してくださるので分かりやすい場所にあるのか、駐車をしやすいのか、車以外の交通手段に不便はないかなど交通の面を何度も確認をしました。
先ほどもお伝えした通り韓国の結婚式はすぐに終わります。なので適当に結婚式を見てすぐにビュッフェ会場に行く方も多いです。あまり深く親交がない方でも結婚式を一目見に来てくれるので、訪問しやすい場所が好まれます。
特にわたしの場合は日本から来てくれる参列者も多くいたので、滞在ホテルから訪問しやすい場所なのか気をつけました。遠くから自分の結婚式に参列してくれる家族、友人がいてくれるということはとても嬉しいことです。できる限りの配慮をしようと、日本語を少し話せる友人にガイド役をお願いして滞在ホテルから式場までの案内をお願いしました。
ウェディングホールの数
2つ目の理由は라온웨딩홀のホールの数が1つだけだったことです。不思議に思われるかもしれませんが、韓国のウェディングホールは複数ある会場もあります。ホールが複数あるのでそれぞれのホールで違うカップルが挙式をあげているということです。
しかもそのホールは隣り合っていることが多く、会場が人で混雑状況となります。また、時間をずらして式を進行していても他の会場の司会者の声だったり音楽が聞こえてきてしまうので自分の式に集中できるのか疑問でした。なのでわたしたちはホール数が1つの라온웨딩홀にしました。
ビュッフェの美味しさ
最後の理由はビュッフェの美味しさです。라온웨딩홀のビュッフェは釜山の全ウェディングホールの中でも評判が良かったため、決め手の1つとなりました。式場を決めた後にビュッフェの試食券をもらえるので、期限内にならいつでもビュッフェを食べることができます。
式場を決める前に試食できればより良かったなと思いましたが、参列してくれた家族も友人も美味しかったと言っていたので安心しました。ちなみにビュッフェは必ず食べなければならないものではなく、希望者だけビュッフェ会場に行って食事をします。
わたしたちが式場に選んだ라온웨딩홀が気になる方は下記リンクをご参照ください。(※韓国語)
さいごに
さいごに今回の記事のポイントをおさらいします。
- どちらの国で挙げるのかは家族、友人の状況と金銭面を総合して決める
- 韓国で式を挙げるのであれば、会場の場所に特に注意を配る
結婚式を挙げることになっても実際に準備を始めようとすると具体的に何から手をつければいいのかわからないですよね。国際結婚となると情報があまり多くないので時間がかかってしまうかもしれません。まずはどこで式を挙げるのか、式場はどこにするのか大きな部分から決めると良いかと思います。
招待状やドレスなど具体的な部分はウェディングプランナーと話し合いながら決めていきます。結婚式準備の過程も楽しみながらぜひ理想の結婚式にしてください。