こんな方にオススメ!!
・韓国人の彼氏がいる
・今まさに結婚の準備をしている
参考になるような情報がなかなか見つけられない
こんにちは。コリコネのAyaKaです。
結婚の準備をするといっても具体的に何から手をつけていいのか困りますよね。実際にわたしも色々と考えて悩みましたので、そんな方の参考になればと今回この記事を書くことにしました。何をどのように当日に向けて準備していったのかを徹底的に解説していきます。
韓国の結婚式ってどんな感じ?
まず韓国の結婚式はどのようなものかご存知でしょうか。日本だとチャペルや神宮で挙げますが韓国では結婚式を挙げるための会場が別に存在します。その会場を韓国語で결혼식장と呼んでいます。
ビルやホテルの一部フロアに存在することが多く、ほとんどの人がそこで式を挙げます。日本では多くの方が宗教に関係なく教会で挙げたりしますが、韓国ではキリスト教徒が教会を利用することが多いです。
ですので、それ以外の人たちは결혼식장で式を挙げ、牧師さんはいませんので参列者のみなさんが結婚の誓いを証明するという人前式になります。
また、韓国の結婚式で特徴的なのは結婚式の短さです。式自体はなんと30分程で終わります。世界でも一番の短さだとか。(旦那の話によれば昔は日本と同じように長かったそうです。)式場の場所によってはバージンロードが複数あって、休む暇もなく次々と新郎新婦が入れ替わり式を挙げています。
韓国の結婚式の準備に必要なもの
旦那に結婚式に必要なものはと聞くと、「礼物、家」と言っていたのですが、家は結婚しなくても必要だろうとツッコミを入れたくなりました(-_-)/この項目では実際に準備したものを具体的に説明していきたいと思います。
招待状(従来の招待状とWeb招待状)
韓国にはWeb招待状と従来の招待状とがあり、これらは専門の会社に委託して作成します。招待状を作成する枚数と載せる写真と招待状のデザイン選びます。
後日自宅に配送されるので、希望した文章に誤りがないか確認をして便せんに入れます。わたしたちは年配の方に紙の招待状を、友人にはWeb招待状で対応しました。
そして、わたしの家族と友人はわざわざ遠いところから来てくれるので困ることがないように、日本語表記の招待状も準備しました。(Web招待状は韓国語のため)当日の案内役を友人にお願いしていましたが、その招待状は結婚式の前日にみんなが泊るホテルの各部屋に置いておきました。
前撮り(ウェディングフォト)
前撮りはウェディングフォトスタジオで写真を撮ります。どこのスタジオにするかは説明会のイベントや結婚式場の担当者に聞くなどして決めます。
撮影し選んだ写真は結婚式当日の会場でスタッフさんが飾ってくれます。飾った写真は家に持ち帰ることになります。
ドレスと韓服(チマチョゴリ)
結婚式に必ず必要なのはドレスですよね。式場の担当者が提携しているドレスショップに案内してくれますが、必ずしも案内されたお店で決めなければならないわけではありません。
わたしの場合は案内された場所でドレスを何着か試着し決めました。どちらかというとスカートの部分に少し膨らみがあるドレスのタイプにしたかったのですが、そうしたデザインがあんまりなく選ぶのに時間がかかりました。
スレンダーなタイプやマーメイドドレスの種類は多かったです。シンプルなデザインがお好みの方はすぐ決められるかもしれませんね。ちなみにブーケの色もサンプルを見てお店で決めます。
韓服(チマチョゴリ)ですが、これは必ずしも必要なわけではありません。その理由は韓服を購入したりレンタルするのにもお金がかかるので、폐백をしない夫婦もいるからです。わたしは伝統的な폐백を体験してみたいこともあり、韓服を準備しました。
キムちん
・どこで韓服を準備すれば良いの?
・レンタルと購入どちらが良いの?
・どのように韓服の準備を進めれば良いの?
・相場はどのくらい?
こんにちは。コリコネのAyaKaです。
今回は[…]
宣誓文と入退場曲
式当日に新郎新婦が登壇からみなの前で宣誓文を読み上げる一幕があります。宣誓文とは例えば「わたしは円満な夫婦を築くために~をします。」などの決意表明です。事前に何を宣誓するのか考えておかなければなりません。
作成した宣誓文は事前に司会者に伝えておきます。それから、式では両家のお母さんがそろって入場し、そのあと新郎が入場します。最後に新婦とお父さんが入場するのですが、その入退場の曲も事前に決めておく必要があります。どの曲を流すのか事前に式担当者に知らせます。
写真選び(ムービー用)
この項目での写真は式が始まる前に流すムービーの写真のことです。ちなみに入場を控えている新郎新婦はムービーを見ることはできませんが、ムービーのデータをもらえるので後日見ることができます。
付き合っていたころの写真や前撮りの写真を30枚ほど選びます。これは招待状を作成する料金に追加するオプションのサービスで、写真を選べばムービーの作成もすべて招待状作成会社が作成してくれます。
食券(ビュッフェ)
日本では披露宴でコース料理が運ばれてきて食べると思いますが、韓国ではほとんどがビュッフェ形式です。特に席が決まっているわけでもなく、食べに行くのも参列者の自由です。
混みあうのを避けるため式が終わる前に食べに行く人もいます。ビュッフェ会場は式場と同じ建物で違う階にあります。
事前に必要な食券枚数を式場に伝えておかなければなりません。そして事前に食券に清算済みハンコを押しておく必要があります。なぜかというとビュッフェの費用は参列者ではなくわたしたちが負担するからです。
会場によっても異なりますが、わたしたちの所はひとりあたり3万ウォンでした。支払いは式が終わった後日になるので、もらったご祝儀で清算することが多いそうです。
日本とは異なる形式なので親族、友人に事前に食券をどこでもらうのか、どこで食べるのかを説明しておくと安心ですね。ちなみにどのようなビュッフェ料理なのか新郎新婦は事前に試食できるようになっています。
二次会会場の下見と準備
韓国では日本のように二次会を考えて事前に予約をしたりゲームをしたりしません。なので二次会を開きたい場合は会場を見つけなければならないのですが、日本のようにウェディングプランのバーや居酒屋があるわけではないので貸し切りにできる会場を見つけるのに苦労しました。
わたしははるばる日本から来てくれる友人におもてなしをしたく、二次会の会場を事前に予約して貸し切りにしました。ゲームや景品の準備は大変でしたが、わたしの友人も旦那の友人も異文化交流でとても楽しかったと大評判でした。
日本から参列してくれる家族と友人への対応
ここが一番準備のなかで悩んだ部分かもしれません。結婚式に参列するのは日本であっても少し大変ですよね。まして海外となると、とてもとても大変です。参列してくれるだけでも感謝なので可能であれば飛行機代とホテル代もすべて負担したいところでしたが、金銭的にそれは難しかったため、わたしはホテル代の全額負担のかたちをとりました。
ホテルを手配するときはみんな同じホテルをとることで当日会場に向かう際にもお互い知らなくとも「同じ結婚式に向かう人だ」と分かりやすいと考えたからです。
慣れない地を安心して会場まで向かえるように、日本語を少し話せる韓国人の友人にガイドのお願いもしました。わたしの友人と家族はガイドがあったおかげで迷わず会場までスムーズに到着したので安心したと言っていたので、お願いしておいて良かったと思っています。
韓国の結婚式の相場は?
気になる相場ですが、もちろんオプションや場所によっても異なります。
参考にわたしの結婚式の場合を例に挙げたいと思います。
挙式料 | 275万ウォン
※ドレス、メイクアップ、当日の写真撮影、ペベック、余興の音楽・マイクの貸し出し 含む |
前撮り | 165万ウォン
※ドレス、メイクアップ含む |
招待状・ムービー | 13万ウォン |
韓服(チマチョゴリ) | 195万ウォン
(新婦100 新郎15 両家の母親80) |
食券ビュッフェ | 780万ウォン
(3万ウォン×260人) |
合計 1428万ウォン
|
※二次会の準備費用は含みません
まとめ
結婚式の準備はほんとうに時間がかかりますし大変ですが、それも一生に一度の準備。この記事をご覧になって少し具体的にイメージできましたでしょうか。さいごに準備する項目をもう一度おさらいしておきましょう。
- 招待状
- 前撮り写真
- 宣誓文、入退場曲
- 食券
- 韓服(任意)
- 二次会の準備(任意)
- 日本からの来賓のフォロー
実際にわたしがどこの式場を利用したのか、どこのお店を利用したかなどもっと具体的に知りたい方は別のページにて写真も併せて載せていますのでご確認ください。みなさんの結婚式がステキなものに仕上がると良いですね^^
こんな方にオススメ!!
・国が違うから日本と同じ感覚で決めて良いのか分からない
・どこで式を挙げるべきか悩んでいる
・何に気を付けて決めていけば良いのかよく分からない
キムちん
結婚[…]