進行形の文法がが2つあるって本当なの?
こんにちは。コリコネのAyaKaです。
今回は韓国語の進行形について徹底解説していきたいと思います。韓国語の進行形「~している」は【-고 있다】【-아/어 있다】の2つあります。
どのようにして使い分けるのか早速解説していきます。それでは시~작!(スタート!)
難易度 2
重要度 5
【-고 있다】と【-아/어 있다】どこが違う?
「~ている」の2つの文法を比較すると上記のような異なる点をあげることができます。日本語にはない区別なので慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんね。
実際に例文で比較してみると以下のようなニュアンスの違いがあります。
침대에 누워 있어요. (ベッドに横になっています。) ※横になる動作後、その状態が継続中
소파에 앉고 있어요. (ソファに座っています。) ※まさにソファに座る動作中
소파에 앉아 있어요. (ソファに座っています。) ※座る動作後、その状態が継続中
ではそれぞれの文法をどのように使うのかより詳しく見ていきましょう!
~ている【-고 있다】
動詞の語幹に【-고 있다】をつけると「~ている」と現在進行形の意味になります。また【-고 있었다】をつけると「~ていた」と過去進行形の意味になります。
EX1) 밥을 먹고 있어요. (ご飯を食べています。)
EX2) 지금 역에 가고 있어요. (今駅に向かっています。)
EX3) 아까 저녁을 만들고 있었어요. (さっき晩御飯を作っていました。)
また【-고 있다】は上記のとおり現在進行している動作を表す以外に、ある行動が終わってその状態が現在も継続している場合にも使われます。
この場合、「입다/着る・履く」「메다/背負う」「끼다/はめる・かける」「신다/履く」などの着用動詞と一緒によく使われます。日本語は上記と同じく「~ている」となります。
EX1) 바지를 입고 있어요. (ズボンを履いています。)
EX2) 배낭을 메고 있어요. (リュックを背負っています。)
EX3) 양말을 신고 있어요. (靴下を履いています。)
EX1) 안경을 쓰고 있어요. = 안경을 썼어요. (眼鏡をかけています。)
EX2) 끈을 매고 있어요. = 끈을 맸어요. (紐を結んでいます。)
~ている【-아/어 있다】
動詞の語幹に【-아/어 있다】をつけると「~ている」とある状態が継続している意味になります。また【-아/어 있었다】をつけると「~ていた」と過去進行形の意味になります。
動詞の語幹が陽母音(ㅏ/ㅗ)の場合は【-아 있다】、語幹が陰母音(それ以外)の場合は【-어 있다】をつけます。★は不規則変化でパッチムㅂが우に変化して文法と結びつきます。[눕다➡누우+-어 있다➡누워 있다]
EX1) 친구가 집 앞에서 서 있어요. (友達が家の前で立っています。)
EX2) 현관문이 열려 있으니까 닫혀 줄래? (玄関扉が開いているので閉めてくれる?)
EX3) 뭐가 들어 있었어요? (何が入っていたんですか?)
まとめ
さいごにこのページのポイントをおさらいします。
- 【V-고 있다】はV(動詞)が継続しているときに使う文法
- 【V-아/어 있다】はV(動詞)が終わりその状態が続いているときに使う文法
- 着用動詞(입다/신다/메다/매다…)は【V-고 있다】と一緒に使う
- 【V-아/어 있다】は目的語を必要としない単語と一緒に使う
2つの文法の違いはおわかりいただけましたでしょうか?覚えておくとよい単語表も合わせて参考にしていただければと思います。
さいごまでご覧いただきましてありがとうございました^^ 오늘도 수고하셨습니다!(今日もお疲れ様でした!)